小池理雄(こいけただお)

有限会社小池精米店 代表取締役

居住地

東京都

職業

米穀流通販売アドバイザー

実績のある分野

流通 小売 農地

支援可能分野

マーケティング戦略 市場・競合分析、ターゲット設定、営業指導等
ブランディング ストーリー・コンセプト構築、CI、コピーライティング等
販路構築 商品に適した販売先提案、紹介等

私が貢献できること

東京・原宿にある有限会社小池精米店を経営。継承後の10年間で売り上げを倍以上にした実績をもとに、米穀類の一般消費者及び飲食店向け販売につきアドバイスが可能です。またテレビや雑誌等のメディア出演が多く、メディア業界との交流を通じてお米のPRポイントはどのように考えるべきか、熟知しております。さらにそれらメディア出演の実績を生かしたSNSでの情報発信力はお米業界随一であり、宣伝のお手伝いが可能です。また宣伝だけではなく顧客の紹介も可能です。現在、東京都米穀小売商業組合が毎年開催しているお米コンテスト及び商談会(KIWAMI米プロジェクト)の中心として関わっており、米屋との取り引きルートを導くことができます。

■ 得意分野の実務経験・支援実績の概要・成果

年月日 地域 農林水産物 専門分野 概要・成果
2019/6-2021/11 福島県会津若松市 マーケティング戦略 【会津若松市ブランド米AiZS-RiCE支援】 会津若松市が新しく立ち上げたブランド米「AiZS-RiCE」。市の肝煎り政策として立ち上げたが、しかしどの産地もそうであるが、栽培よりも販売に苦労しているのが実際であった。 その原因の一つとして、いくら新しいブランド名をつけても実態は「会津コシヒカリ」であり、それ自体は都内のどこでも売っているお米だからである。 一般的な会津コシヒカリと何が違うのかを、まず販売者としてターゲットにしているプロの米屋に分かってもらうために、まずは案内文の校正から行った。 具体的には、 ・明らかに違う特徴を明記(特に栽培方法) ・なぜこのようなブランド米を立ち上げたのか、その想いを明記 ・このブランド米を扱うことによる米屋のメリットを明記 についてアドバイスした。 また商流についても、米屋が取り扱いやすいように小ロットを実現。送料も半分、行政が持つことにした。更にパッケージを共通のものとするため無償で5㎏と2㎏の米袋を配布することに。 ・PRについてはグルメな人が興味を示しそうな雑誌に、きちんとお米のことを分かっているライターに記事を書いてもらうことをアドバイス。具体的には「dancyu」に作家の樋口直哉氏に執筆を頂いた。 ↓ 2020年産、21年産のお米についてはともに売れ行きが順調で、余ることなく完売した(21年産については見込み)
2021/4-2021/11 全国より東京へ 販路構築 【東京都米穀小売商業組合主催「第5回こだわり米商談会」企画参加】 ・東京都米穀小売商業組合主催の「こだわり米商談会」の事務局として参加。企画立案及び実施。 ・商談会参加の組合員(実需者、米屋)に対して参加生産者についてのレクチャー ・商談会終了後の生産者フォローアップ ・新規事業「KIWAMI米コンテスト」の企画立案及び審査員として参加 ↓ ・2021年商談会では24事業者(生産者)が参加となった。 ・コロナ禍という事でオンラインでの実施となった。 ・今後の実施形式は対面商談を希望する生産者が多かったが、一方でオンライン商談は交通費等がかからない事もあり、一部はオンラインを希望する声もあった。 ・今回の商談会で取引に至った参加者は50%とまずまずの確率であるが、そのほとんどがこれまでも東米商組合員と継続した取引ができている生産者だった。今後生産者の新規参加者をより拡大し商談の幅を広げていくには、東米商組合員の情報つまり東京の米穀小売店のニーズをより細かく把握しそのニーズに沿った生産者の裾野拡大が不可欠と思われる。 ・新規事業である「KIWAMI米コンテスト」に関しては生産者の満足度が非常に高かった。 ・「KIWAMI米コンテスト」の審査方法は東京米スターつまり東京の米穀小売店の複数の組合員が計測器を使わず自身の裁量で食味官能審査をすることにこだわっていることから生産者の評価が高い。 ・生産者の生産意欲向上、米穀小売業の販売機会創造、東京マイスターの権威向上と裾野の拡大など「KIWAMI米コンテスト」実施の意義は非常に大きい。