藤澤直武(ふじさわなおたけ)

 一般社団法人 日本地域イノベーション研究機構  

私が貢献できること

「6次産業化」と「6次商品化」は異なり、商品を販売することだけでは、地域課題を解決することはできません。地域づくりの経験に独自のノウハウを融合、農林漁業にとどまらない多様な業種の連携アイデアを採り入れた商品・サービス開発のほか、開発後の具体的進めかた、そしてどのようにして地域課題を解決していくのか、等具体的な支援をさせていただきます。日常中小企業の支援を行っておりますので、単なる販売ノウハウ・ハウツーでは無い、将来に向けた経営の仕組みづくりもお手伝いできます。

■ 得意分野の実務経験・支援実績の概要・成果

年月日 地域 農林水産物 専門分野 概要・成果
1999/04- 岡山県倉敷市 マスカット・オブ・アレキサンドリア 農山漁村資源活用 [マスカットのワイナリーを中心とした総合的まちづくり] 国内にワイン文化が浸透していない時代に、ワインの製造販売だけに重きを置かず、原産地原料の価値観、丁寧なものづくりへの評価、ワインを親しむ地域文化の醸成に力を入れ、経営の永続性を高めた。
2022/04- 岡山県吉備中央町 ブリーベリー 農業観光 [ブルーベリーを中心とした地域観光の振興] 地域課題となっている生産者の販路開発について、108人の小ロット多品種飲料の生産を提案した。結果これを機会に等級規格を独自に確立、農家の品質向上のインセンティブが確立した。併せて町全体を1日中楽しめるルート化を提案し、地域全体での活動に繋がった。
2022/10- 山口県長門市 長門ゆずきち 農業観光 [課題解決型ワーケーションを活用した、農産物がテーマの温泉活性化] 空き旅館などの地域課題が生じている俵山温泉において、短期的取り組みとして温泉コスメの開発を提案、地域特有の長門ゆずきちを活用したフェイスマスクシートを開発し、直売所等での販売を開始した。以後俵山産のイセヒカリを使用した酒粕アイスなどへと展開、地域で無理なくできることと、観光客が欲しいと思うものを融合し、地域の魅力を段階的に向上させた。
2023/04- 兵庫県淡路市 トマト他 関係人口創出 [空き別荘を食がテーマのまちづくり空間として再生] 当該地域では、バブル期に建築された別荘のオーナーの高齢化により、空き別荘が生じており、これを食がテーマのまちづくりに活かすこととし、専門家等関係人口の招致を計画、加工開発相談所、食・リラクゼーションがテーマのセミナー事業等を企画した(継続中)。
2018/07- 広島県尾道市 レモン、ミカンほか柑橘類 ブランディング [島全体のブランディングによる加工効果] ジュースの販売不振から相談があり、ジュースを売るのではなく、柑橘が島で生産されていることの理解・共感に繋がる展開を提案、以後多様な加工品等の生産に繋がり、サイクリング客等の購買が年々増加している。
2023/01- 北海道中札内村 全般 情報発信・広報 [冬の集客対策] 課題解決型ワーケーションとして村に滞在、村から提案のあった情報の発信方法、冬の集客等について具体的に提案、メタバースを活用した情報発信の提案を行った。併せて、「食で地域を楽しくするセミナー」「北海道の人が多分知らない食べ物即売会」等を冬季(摂氏マイナス19度時)開催した。