小野寺正博(おのでらまさひろ)

有限会社仙台屋 代表取締役

居住地

東京都

職業

経営コンサルタント

実績のある分野

流通 小売 その他 水産 その他

支援可能分野

マーケティング戦略 市場・競合分析、ターゲット設定、営業指導等
ブランディング ストーリー・コンセプト構築、CI、コピーライティング等
販路構築 商品に適した販売先提案、紹介等
商品・サービス設計 原料選定、レシピ・製法の確立、包装、デザイン等

私が貢献できること

上記を踏まえて、私の得意分野である商品企画開発に関する知識、スキームを理論の説明の他、OJT的に伴走型で支援をし、課題解決を図りながら、事業者の知識習得とスキルアップに繋げ、最終的には事業全体の経営改善になることを目指しております。
また、組織運営のファシリテーションとしては、①コロナ禍以前には、本事業に近しい、全国展開事業(商工会事業で観光開発、産品開発を通じて地域振興を目指す事業)の産品開発部会コーディネーターを努め、観光開発部会コーディネーターと一緒に事業推進したこと(3案件)、②昨年度は、地域食農連携プロジェクト(LFP) コーディネーターとして2案件の事業に参加し事業推進を伴走支援した実績、経験もあるため、事業を円滑に進めるファシリテーターとしても貢献できると考えております。

■ 得意分野の実務経験・支援実績の概要・成果

年月日 地域 農林水産物 専門分野 概要・成果
2019/8-2022/3 佐賀県 柑橘類 経営改善 ジャム、ドライ等の加工品の直販を中心とした売上拡大支援を実施。直販の売上拡大策として、既存顧客アプローチ方法の考え方やアプローチ方法のアドバイスを実施。 その他にBtoB顧客の抽出、生産品目の現状把握など、内部分析にも着手。最終亭には、経営理念策定の支援、ブランディング、価格改定(値上げ)等の今後の中長期的な経営改善への一歩を踏み出す意識改革につなげた。
2022/10-2021/3 青森県 養豚・生ハム製造 経営改善 エコフィードサイクルで製造する生ハムの販路開拓支援を実施。エコフィードの全体像を整理し、仕組全体と各セクションの価値を言語化し、その上で、当該商品を起点とした全体的な販売戦略の指南。そこから商品戦略、営業戦略、販売促進手法への落とし込みを実施した。今後、本格的な営業活動へ向けた事業戦略の骨子と意識改革を行った。
2017/4/1-2018/3/31 茨城県 かんしょ、豆類 商品企画、ブランディング 甘納豆メーカーの既存商品のリブランディングを担当。 既存販路以外にヤング・アダルト新規市場向けに内容量、パッケージングのリブランディングを実施。既存品とは別の市場開拓に成功し、売上高は全体の約20%に成長。また開発商品は従来品と比較し原価率は半分以下であり収益改善にもつながった。
2018/6/1-2018/12/1 山口県 野菜 商品設計、マーケティング、販路構築 有名日本酒の酒粕を使った漬物(奈良漬け)の首都圏市場向け商品化企画アドバイス、販路支援等を実施。首都圏市場をターゲットにした内容量や価格設定等の商品設計、販路支援を実施。1年で1000万円の売上を創出した。
2018/2/1-2022/3/31 神奈川県 まぐろ 新商品企画、商品設計、マーケティング戦、ブランディング、商標・知的財産 まぐろの加工品開発について、事業計画策定から商品化までを支援。事業計画は地域資源活用事業計画の認定を取得。国内外での展開を視野にした商品設計、ブランディング展開をデザイナー、弁理士と連携しながら全体をコーディネートし商品化、展示会出展まで支援を実施。展示会にてホテル、レストランなど新たな取引先を開拓に成功し、展示会での見込み客約60社中、約10社と商談成立となった。(その後コロナ禍に商談が出来なくなった) コロナ禍の期間は、地域飲食店を中心に約100万円の売上実績はあり。 流通小売用商品化もでき、この5月より帳合を通じて、新たに全国量販店に向けて営業活動を再開する。
2019/10/1-2020/3/31 埼玉県 花卉(バラ等) 新商品企画、商品設計 バラの抽出液であるローズウォーターの商品化のテコ入れを実施した。ターゲッティングの見直し(想定市場のズレ の改善)、また商品開発手法についてOJTによる指導を行い商品設計の考え方から身につけて頂いた。マーケティングについては雑貨の専門家を招聘、指導していただき、社長自身の意識改革も図ることを行った。
2020/10/1-2022/3/1 神奈川県 野菜加工、お茶、水産加工、ハーブ 新商品企画、商品設計、販売戦略 神奈川県中小企業団体中央会 商品開発事業 ・事業企画立案(事業スキーム設計)から支援する。 ・伴走型アドバイザー業務 (商品開発ディレクション、デザインディレクション、デザイン制作、プロマネ) 【支援商品】 ・香辛子加工品、にんにく加工品 ・有機JASのお茶 ・ひじき、昆布を使った菓子 ・無農薬ハーブティー ・野菜ジュースの絞りかすを再利用した食べるドレッシング ・生食パン(高級食パン)
2020/8/1-2021/4/31 山口県 地域産のドライフルーツ、コーヒー商品 新商品企画、商品設計 バラの抽出液であるローズウォーターの商品化のテコ入れを実施した。ターゲッティングの見直し(想定市場のズレ の改善)、また商品開発手法についてOJTによる指導を行い商品設計の考え方から身につけて頂いた。マーケティングについては雑貨の専門家を招聘、指導していただき、社長自身の意識改革も図ることを行った。
2020/4/1-2021/3/31 静岡県、兵庫県、岐阜県、宮崎県 お茶、水産加工、檜(木材)、雑穀 新商品企画、商品設計、販売戦略 大正大学地域構想研究所 共同商品開発プロジェクトにて、連携自治体、及び、地域企業との商品開発 静岡県静岡市:出汁パック商品 静岡件藤枝市:有機JAS和紅茶 岐阜県中津川市:自然素材のキッチンブラシ 宮崎県日向市:有機JAS雑穀商品   【支援内容】 ・事業企画立案(事業スキーム設計) ・協議会運営 ・商品開発ディレクション、デザインディレクション、デザイン制作、プロジェクトマネジメント
2021/11/1-2023/3/31 秋田県 養鶏場、ブランド鶏卵 販路拡大、商品企画、経営改善 ・鶏卵について、価格変動が激しく利益の少ない一般市場に8割を出荷している現状から、自社鶏卵のブランド化を進め、利益率の向上を目指す。直売所、道の駅での自社ブランド卵の販売拡大、卵を使った加工品開発を進め自社ブランド卵の知名度向上、販売拡大に向けた経営改善、基盤を構築した。
2022/9/1-2023/3/31 千葉県 海苔 商品企画、販路拡大 江戸前ちば海苔は200年の歴史を持ち、かつては全国シェアの半数を占めていたが、現在は全国シェア率2%程度にまで落ち込んでいる。こうした状況の中、食味と希少性で他産地と差別化し、市場における認知度を高めるため「知られていない美味しさ」に着目しバラ干し海苔の商品化を日本大学の学生との産学連携にて商品化。主に学生たちが開拓した販路におけるテスト販売の規模であったが、専用の製造ラインを導入したことで大量生産が可能になり、本格展開するため商品企画から見直しリブランディングを産学連携にて実施し商品化に至った。