私が貢献できること
農山漁村で生活する生産者、住民、企業、行政(国県自治体)間の連携と事業化を総合的に支援します。多様な農林漁業を活性化させる現場型のコーディネートを経験し、自身も農業、ジビエ、養殖業など生産現場の事業化を担いながら、専門的な調査研究を駆使した説得力あるデータの活用支援にも取り組んできました。こうした経験から、「地域の個性」を発揮した生産物の魅力と差別化、付加価値を最大限に引き出すWeb・SNS活用と情報発信方法、新たな6次化商品開発、農山漁村ツーリズム、地域ブランドの創出、次世代人材育成、資金調達支援などを通じて、地域協働で展開する持続的なまちづくり及びSDGsの推進に貢献できます。
■ 得意分野の実務経験・支援実績の概要・成果
年月日 | 地域 | 農林水産物 | 専門分野 | 概要・成果 |
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2011/10-2022/12 | 宮城県石巻市、気仙沼市 | 養殖水産業(カキ・ホタテ・ホヤ)、ヨシキリザメ・メカジキ等 | 農山漁村資源活用 | 各一次生産物を活かした新商品開発と加工施設の導入、販路開拓に結び付いた。 新たな観光プランを策定し、体験漁業・加工や民泊など水産物を活用したツーリズムの実践につながった。 |
2014/03-2022/12 | 福島県南相馬市、猪苗代町 | スギ林、菜の花、藍、蚕、ハマナス | 農山漁村資源活用 | 山林の未利用バイオマス資源の循環型利用を促進するエネルギー事業(ペレット製造、メタンガス発電)や、花卉・工芸作物として付加価値形成される新たな作物栽培と加工・体験メニューの提供につながった。ハマナス・菜の花を活用した新たな加工商品・素材は、食品系企業との連携により多くの商品化に結び付いている。 |
2016/08-2018/03 | 滋賀県東近江市 | アンスリウム | サスティナブル・SDG | 県内唯一のアンスリウム花卉農家のブランディングおよびビニールハウスに使用するバイオマスボイラーの購入、補助金獲得に結び付いた。 |
2017/12-2022/05 | 鹿児島県鹿児島市桜島 | 桜島大根、椿油、シャインマスカット | ブランディング | 一次産業者および旅館業・飲食業経営者から構成される組織が成長し、桜島という特徴あふれた地域の魅力を活かすことで、一次産品の付加価値形成と他地域編PR、さらに観光産業の収益向上が進展している。 |
2018/12-2019/06 | 宮城県石巻市 | セリ、白菜、ネギ、ゴボウ等 | 農林水産物の加工技術 | ブランド化が進んでいる「河北セリ」および地元野菜が、期間の短い収穫時期以外でも活用できるように「原料供給」を目的とした乾燥野菜の開発と事業計画の作成、実需者への提供方法の研究およびデータ蓄積が進んでいる。 |
2019/02-2019/08 | 滋賀県琵琶湖周辺 | 湖魚全般 | マーケティング戦略 | 日本最大の湖である琵琶湖の豊富な湖魚の魅力を地域外へも情報発信し、実食する機会の創出に向けて、事業計画の作成および他業種との連携を構築し、イベント出店など開始している。 |
2017/10- | 岩手県上閉伊郡大槌町 | ニホンジカ(ジビエ活用) | 鳥獣害対策 | 岩手県第1号のジビエ食肉加工施設が2020年5月に大槌町で完成した。 その2年前から、地域のハンター・猟友会、農家、飲食店、行政間のコーディネートを行って事業実施に向けた合意形成を図り、国県町と連携しながら新たな加工施設設置に係る衛生管理基準策定や放射性物質による出荷制限の解除申請に従事。 2020年度から3年間で採択された、内閣府の地方創生予算を活用した「大槌ジビエソーシャルプロジェクト」の申請書作成およびその運営支援にも携わり、鹿肉・革角の加工・活用、EC・卸売りのマーケティング、多様なステークホルダー間でSDGs推進、新たな観光事業とジビエ産業の担い手育成に資するジビエツーリズム・塾の事業化を支援している。 2020年 「新しい東北」復興ビジネスコンテスト2020優秀賞受賞 2021年 第5回ジャパンSDGsアワード特別賞受賞 2022年 第4回日本国際観光映像祭日本部門優秀作品賞受賞 岩手ぅんめぇ~もん!!グランプリ2022優秀賞受賞(6次産業化部門1位) 「ディスカバー農山漁村の宝アワード」東北農政局優良事例選定 |
2005/04- | 静岡県三島市 | 有機野菜全般、山林の竹や間伐材、水資源 | 農山漁村資源活用 | 現在は評議員を務めるNPO法人グラウンドワーク三島にて、市民・企業・行政の異なるステークホルダーがパートナーシップを形成し、農林水産物や湧水などの地域資源を活かしながら、地域の持続的な活性化につながるようにコーディネートしてきた。 特に、三島市の市街地を流れる清流「源兵衛川」の環境再生プロセスは国内外から大きな評価をいただき、地域再生大賞、世界水遺産登録、世界かんがい施設遺産登録はじめ多くの受賞や認定を受けている。 環境再生と共に、SDGsの観点で農産物等のブランディングやニューツーリズム開発など、環境再生から経済再生へとリンクするソーシャルビジネスを展開し、国内外の現場へ足を運んだ事業化支援と社会起業家育成に取り組んでいる。 さらに次世代の人材育成を目的として、類まれな自然環境の現場を活かした環境教育・アクティブラーニングを小中高大学生へ提供してきた。 |